先頭が「い」のことわざ・慣用句の意味と読み方
医は仁術
医療というのは人を活かすものであるということ。
分け隔てなく憐れみ救い助けるのであって、採算を度外視して奉仕的に治療を施すことを指すわけではない。
従って、いくら無料診察しても粗末に扱ったり死なせてしまっては仁術とはならない。
尚、仁は儒教の根本思想のひとつで、一切を包容して向上させるもの。
貝原益軒の「養生訓」などにみえる。
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医は仁術に関する出典・逸話・訳・書き下し文
古典関係
医は仁術に関する古典の参考
- 医は仁術なり。仁愛の心を本とし、人を救ふを以て志とすべし。(貝原益軒:養生訓-巻第六[択医][2])
- 医は仁術なり。人を救ふを以て、志とすべし。是れ、人のためにする君子医なり。(貝原益軒:養生訓-巻第六[択医][6])
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