このエントリーをはてなブックマークに追加

先頭が「い」のことわざ・慣用句の意味と読み方

井の中の蛙、大海を知らず(いのなかのかわず、たいかいをしらず)

見識が狭く、もっと広い世界があることを知らない様。
世間知らずであるにも関わらずそれを自覚していないこと。
常識であると思っていたことが実は自分の世界に埋没しているだけであることを戒めた言葉。
尚、日本で後付されて「井の中の蛙大海を知らず、されど天の高きを知る」など造語も数パターン存在する。

類義語
遼東之豕
夜郎自大
井の中の蛙、大海を知らず
井底の蛙
井に坐して天を観る
出典・参考・引用
荘周「荘子」秋水篇
関連タグ
ことわざ
出典
<<  前のページ  |   ランダム   |  次のページ  >>

荘子

井蛙せいあは以て海を語るべからず、虚になづめばなり。

井戸の中の蛙に海のことを話しても分からないのは、狭い場所にこだわっているからである。

<<  前のページ  |   ランダム   |  次のページ  >>

関連リンク

見識
見識とはその人格、体験、もしくはそこから得た悟りなどによって発せ…
荘子
中国の戦国時代の宋国に生まれた。生没年は紀元前369-286年と推定さ…
虚とは一般的には中身がなくうつろな様のこと。思想における虚はつき…
井底の蛙
世間知らずで見聞が狭い人をあざけった言葉。井底蛙とは井戸の中にす…
遼東之豕
遼東之豕とは世間を知らずただ自分のみをえらく思うことの喩えで、つ…


Page Top