先頭が「い」のことわざ・慣用句の意味と読み方
一念岩をも通す
「石に立つ矢」ともいう。
一念とは人が生ずるその時、その瞬間の心のこと。
人はその心・信念のあり方によっていかようにも成し遂げられることを示す。
前漢の将軍であった李広が、石を虎と見誤って必死に矢を放ったところ、矢が見事に石に突き刺さったという故事から。
- 出典・参考・引用
- 司馬遷「史記」李将軍列伝
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一念岩をも通すに関する出典・逸話・訳・書き下し文
古典関係
一念岩をも通すに関する古典の参考
- 広、出でて狩するに、草中の石を見、以て虎と為して之を射る。石に中りて鏃を没するも、之を視るや石なり。(司馬遷:史記-列傳[李將軍列傳][7-8])
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