先頭が「ほ」のことわざ・慣用句の意味と読み方
望蜀
「隴を得て蜀を望む」ともいう。
人の欲望に際限がないことを喩えた言葉。
出典は後漢書の
光武帝の劉秀が隴を平定しても更に蜀を望む自らの心情を述べて「人というものは足るということを知らずして苦しむものだ。隴を平らげても更に蜀を望んでいる」と嘆息した故事から。
- 出典・参考・引用
- 范曄「後漢書」岑彭伝
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望蜀に関する出典・逸話・訳・書き下し文
古典関係
望蜀に関する古典の参考
- 彭に書を勅して曰く、既に隴を平らげ、復た蜀を望む。一たび兵を発する毎に、頭鬚は為に白し、と。(范曄:後漢書-列傳[馮岑賈列傳][31-32])
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