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先頭が「は」のことわざ・慣用句の意味と読み方

馬革に屍を裹む(ばかくにしかばねをつつむ)

死ぬ覚悟で戦場に赴くこと。
戦場で死ぬことこそが本懐であるということ。
また、兵士が戦死する意にも用いる。
古代中国では戦死すると馬の革で死体を包む風習があったとされる。
出典は後漢書の馬援伝。
凱旋した馬援に賛辞が送られるなか、馬援は「男子たれば戦場で死に、馬革に屍を裹まれて還ることこそが望みである」と述べた。

出典・参考・引用
范曄「後漢書」馬援伝
関連タグ
ことわざ
出典
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馬革に屍を裹むに関する出典・逸話・訳・書き下し文

古典関係

馬革に屍を裹むに関する古典の参考

語句解説

馬援(ばえん)
馬援。後漢の名将。辺境討伐に功あり。年老いて後も戦場に在ることを求め戦陣にて病没した。「老いてはますます壮んなるべし」などの言葉を残している。
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