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和歌・道歌・漢詩にある名言

謝枋得

十年夢に家に還るを得る無し。
独立青峰、野水の涯。
天地寂寥、山雨歇む。
幾生か修し得て、梅花に到らん。

出典・参考・引用
安岡正篤著「人生をひらく活学」83/285
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謝枋得
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謝枋得

十年無夢得還家。
独立青峰野水涯。
天地寂寥山雨歇。
幾生修得到梅花。

十年夢に家に還るを得る無し。
独立青峰せいほう、野水のほとり
天地寂寥せきりょう、山雨む。
幾生いくせいか修し得て、梅花に到らん。

謝枋得は南宋の政治家で、元に滅ぼされた際に従わず山間を流亡したという。
梅花は透き通ったように清いこと。
梅は清い象徴として、酔古堂剣掃に「蓮を浄友と為し、梅を清友と為す」とある。
幾たび生まれ変わって修めれば梅花の如くなれようか、といった意であろう。

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