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和歌・道歌・漢詩にある名言

山田方谷

賊、心中に拠して勢未だ衰えず。
天君、令有り、殺して遺こす無かれと。
満胸ほとばしり出ず鮮々血、正にこれ一場鏖戦の時。

出典・参考・引用
安岡正篤著「人生をひらく活学」p75
関連タグ
漢詩
山田方谷
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山田方谷

賊拠心中勢未衰。
天君有令殺無遺。
満胸迸出鮮々血。
正是一場鏖戦時。

賊、心中に拠して勢未だ衰えず、天君てんくんれい有り、殺してのここす無からしむ。
満胸まんきょうほとばしり出ず鮮々血せんせんけつ、正に是れ一場鏖戦おうせんの時。

心中に拠す賊の勢いがなかなか衰えない。
そこに天が命じて賊を全て殺してしまえと言う。
今、我は胸一杯の鮮血を吐き出したが、これこそ賊を皆殺しにした決戦の血に違いない。

山田方谷が道中で大喀血をやった時に詠んだ詩とのこと。

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語句解説

鏖戦(おうせん)
その場に踏みとどまって力を尽くして戦うこと。鏖は殲滅すること、激しく戦う意。

関連リンク

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