和歌・道歌・漢詩にある名言
親鸞
明日ありと思ふ心のあだ桜、夜半に嵐の吹かぬものかは。
<< 前のページ | ランダム | 次のページ >> | |
追加ボタンで本項の名言「明日ありと思う心(親鸞)」が名言リストに追加されます。
詳しくは名言集を作成するを参照してください。
親鸞
明日ありと思ふ心のあだ桜、
今は盛大に咲き誇っていても、夜半に嵐が吹けば桜は一瞬にして散ってしまう。
世は無常であって、やるべきことは必ずできる時にやって、明日桜を見に行こうというが如き気持ちではいけないということ。
人間のことを桜に例えて戒めた歌。
親鸞が9歳の時、出家しようと慈円和尚の元へ行ったが、既に夜も更けていたので慈円和尚が「今夜はとりあえず休め」と言ったところ、この歌を詠ったとされる。
<< 前のページ | ランダム | 次のページ >> | |
関連リンク
- 道歌
- 道歌とは宗教的、道徳的な教訓が簡潔にわかり易く歌われている短歌の…