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日本の偉人・書籍にある名言

黒住宗忠

神道は生きることばかりにてよろしく、何もかも時々刻々に物をいかし候ところこそ、天照大神の御道と存じ奉り候。

出典・参考・引用
安岡正篤著「人生の大則」p278-280・305
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黒住宗忠
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黒住宗忠

神道は生きることばかりにてよろしくと存じ奉り候。
仏とはうらはらのことと存じ奉り候。
これまではいささかのとり違えにて大なるまちがいござ候。
何もかも時々刻々に物をいかし候ところこそ、天照大神の御道と存じ奉り候。

いつでも常にものを生かす、これは実に大見識である。
この人は備前の片田舎のささやかな神社の禰宜ねぎの家の出身であるが、本当に「生き通した」人であり、これを仏道でいうと大慈悲の人であった。
ものと一つになり、ものと心を同じうし、物を憐れみ、物を生かす権化になった。
ある時病人に会って、たまらなく気の毒に思って手をかけたら、その病人が治った-ということから、本人もびっくりして、それからだんだん奇蹟を現じて、ついに諸人の盛んな信仰を博し、自ずからにして教祖になった人である。

安岡正篤著「人生の大則」p278

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