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日本の偉人・書籍にある名言

柴野栗山

明は美才なり、然も若し善く用ひざれば、則ち苛察細砕、隠を摘み、私をあばき、下を遇すること讐の如く、衆の怨怒を収む。

出典・参考・引用
松村介石著「魂の改造」158/171
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柴野栗山
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柴野栗山

一、明は美才なり、然も若し善く用ひざれば、則ち苛察かさつ細碎さいさいいんつまみ、私をあばき、下を遇することあだの如く、衆の怨怒えんどを収む。
一、慎みは要務なり、然も若し其の方にそむけば、則ち遅疑ちぎ畏縮、穿鑿せんさくして日をむなしうし、当に断ずべくして断ぜず、事機会を失ふ。
一、勤めは盛業なり、然も若し其の職を失へば、則ち有司ゆうしに代はり、細務さいむみづからし、小労しょうろうに誇り、大体を忘れ、終日屑々せつせつとして刀筆とうひつを免れず。
一、倹は吉徳なり、然も若し其の度を過ごせば、則ち利を漁するを以て君に忠なりとなし、下を剥ぐを以て上を益すとなし、鄙吝ひりん猥瑣わいさ、国脈を劉喪りゅうそうす。

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