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日本の偉人・書籍にある名言

徳川家康

器物は何ほどの名物にても、肝要のとき用に立たず。
宝の中の宝といふは、人にて留めたり。

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徳川家康

茶道具、刀、脇指の類に、名物、名作、いかほども雑蔵の雑物の片隅に埋もれてありと聞かば、定めて、勢を出して取り出し、我に見せて悦ばせんと思はぬことはあるまじきぞ。
器物は何ほどの名物にても、肝要のとき、用に立たず。
宝の中の宝といふは、人にて留めたり。

茶道具や刀、脇指などの器物の名作が野に埋もれていることを聞けば、大勢の人を動員して探し出し、我に献上して喜ばせようとするが、それではいけない。
器物などというものは如何に名物だろうとて、大事の時には少しの役にも立たないものである。
本当に探し出すべき宝というのは、人なのである。

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江戸幕府の始祖。1542-1616年。幼名は竹千代。幼少時代を人質として…


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