日本の偉人・書籍にある名言
徳川家康
器物は何ほどの名物にても、肝要のとき用に立たず。
宝の中の宝といふは、人にて留めたり。
- 関連タグ
- 徳川家康
<< 前のページ | ランダム | 次のページ >> | |
追加ボタンで本項の名言「宝の中の宝(徳川家康)」が名言リストに追加されます。
詳しくは名言集を作成するを参照してください。
徳川家康
茶道具、刀、脇指の類に、名物、名作、いかほども雑蔵の雑物の片隅に埋もれてありと聞かば、定めて、勢を出して取り出し、我に見せて悦ばせんと思はぬことはあるまじきぞ。
器物は何ほどの名物にても、肝要のとき、用に立たず。
宝の中の宝といふは、人にて留めたり。
茶道具や刀、脇指などの器物の名作が野に埋もれていることを聞けば、大勢の人を動員して探し出し、我に献上して喜ばせようとするが、それではいけない。
器物などというものは如何に名物だろうとて、大事の時には少しの役にも立たないものである。
本当に探し出すべき宝というのは、人なのである。
<< 前のページ | ランダム | 次のページ >> | |
関連リンク
- 徳川家康
- 江戸幕府の始祖。1542-1616年。幼名は竹千代。幼少時代を人質として…