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中国の偉人・書籍にある名言

文天祥略伝

幽明死生一理なり、父子祖孫一気なり、冥漠知るあらば、尚くば之れを哀監せよ。

出典・参考・引用
浅見絅斎「靖献遺言」巻5・衣帯中賛
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文天祥
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靖献遺言

天祥捕らえられ、元都護送の途、故郷に到る。
痛恨耐えず、絶食して祖廟に人を遣りて曰く、
鳥乎ああ、古より危乱の世、忠臣義士、孝子慈孫、其の事の両全なること能はざるや久し。
吾れ生れてときならず、此の百凶にかかる、仁を求めて仁を得たり、そもそも又た何をか怨まん。
幽明死生一理なり、父子祖孫一気なり、冥漠知るあらば、こひねがはくば之れを哀監せよ。

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語句解説

文天祥(ぶんてんしょう)
文天祥。南宋の忠臣。宋再興に奮戦するも成らず、元に捕らえれて刑死した。元の皇帝であるフビライはその人物を惜しんで幾度となく仕えるように勧めたという。牢獄で決意を詠んだ「正気の歌」は有名。


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