閑話集

思索

信じぬくべきこと

自分の思想・信念・理想と違わなければいい。
他のことはどうだっていい。
多少の意に違うことは気にしなくていい。
ただ、自分の本当に信ずべきところの道は踏み外してはいけない。
全てを清らかにする必要はない。
自分を尽して、自分の人としての成長のみを願えばいい。
どうだっていいことは、他の意見に流されていい。
真に心に従うべきものだけを、自分というものだけを、貫いて生きればいい。
杉原千畝が、その信念を貫いたように、自分もそのときにあたって、同じように貫ける人間であればいい。
平凡な日常のなかで、くだらぬ人間だとバカにされることはどうだっていい。
気にすることなく、自分の道を歩み続けるのだ。
変節することなき魂がその人生を彩ったとき、生命の輝きが全てを照らし出すだろう。

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