補記
真の悦びは天下万民これを感ず
蕃山曰く、
慶は善なり、福なり。
善ありて福を得る、是れ真の悦びなり、と。
人主に溢れる善徳あらば、天下万民これを感ず。
感じて後に礼節を教え、礼節有りて後に刑を施す。
人の偉大なる姿は共感であって、これは頭によって知る所以ではない。
感じて遂に通ず、これを治世の要という。
刑法のみに終始せば、民逃れて恥じる所なし。
ここに至って世が乱れるは、必然というべきであろう。
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