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補記

事に臨むに三つの難きあり

人はなかなか真をみることができない。
目先に捉われ、周りをみることなく考えることなく猪突猛進を繰り返す。
孫子に云う。
「己を知り、敵を知れば百戦して危うからず」と。
まずは知ることである。
何が真であるのかを見定めるのである。
知れば当然、実践をしなければ意味がない。
実践するに値すると自分が心から思ったならば、もう考えることはない。
ただ、果決断行するのみである。

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