閑話集
補記
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- 万境に随う
- 人は己の万境に随わずして他の万境に随うが故にその心を放溺する。本…
- 器の長
- 器の長とは器ではない。あらゆる器を統べて、自然なるがままに全てを…
- 聖人と鬼神
- 聖人が人々を導く、導くに至らざれば鬼神より天罰が降る。聖人は道に…
- 道の道とすべきは
- 常の道に非ずとは、変せざるところを存するが故に変化窮まりなき様を…
- 死して亡びざる者
- 死して朽ちず、これは有に捉われずして無の境地を得てはじめてわかる…
- 天下は神器なり
- 何かをしてからやろう、というようではいけない。それでは作為的なの…
- 上徳は徳あらず
- 「忠信の薄」とは忠信厚ければ礼節を説かずとも無礼不義を行なわぬこ…
- 事に臨むに三つの難きあり
- 人はなかなか真をみることができない。目先に捉われ、周りをみること…
- 百丈野狐
- 機である。五百生という年月がその足らざるを悟らせるに至った。不昧…
- 大学
- 道は徳を成すことであり、それは人を導く。ここでは徳を明徳と云う。…