閑話集
補記
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- 人材登用の第一義
- ここに登場する孟公綽の例えは分かりにくいかもしれない。これは論語…
- 無中に有を生ずる工夫
- 一以てこれを貫く。論語の言葉であるが、これに通ずるものであろう。…
- 涵養を専らとする者と識見を専らとする者
- 涵養を専らとする者は自分を以てすべてを見る。識見を専らとする者は…
- 主一の一とは天理なり
- 王陽明は云う、主一の一とは天理なり、と。されば「窮理の専一なる処…
- 新たなる生命の発現
- 本当の歴史というものは決して批判的行き方では触れることはできない…
- 豫の字と誠
- 「豫」は多く「あらかじめ」の意にとる。ただ、全ては「誠」の一字に…
- 罪有るを失せざる者
- 「遠きを能くす」は罪を生じさせぬように礼節を知らしめることをいい…
- 辞は情を越えず、情は義を越えず
- 人情を巡らすは寛容であり、真に酌量すべきを知るは明察である。しか…
- 万事の一に帰する所以
- 精神を放溺して安んざるは、全てを兼ね入る度量無くして何事にも甚求…
- 王道の始めと第一義
- 生きるに第一は衣食住であり、死に第一は祭祀することである。衣食住…
- 道無くば礼を満たすを恥ず
- 礼を満たすを恥じる所以は何ぞや。曰く、国に道有りて貧しきは恥なり…
- 憂いの功用と無欲
- 憂いの大なる功用は、そこに至らんと志の発し来るにある。足らざるを…
- 自ずから畏るべきの威有り
- 古よりこの言あり。易者は占わず、と。人相、手相、数多く存する諸相…
- 省み尽くして恥じるべきなし
- 人は人によって導かれる。導くに必要なものは言葉ではない。その人間…
- 政治を司る者の恥ずべきこと
- 曰く、偉大さとは方向を指し示すことである、と。ここでの“言”とは方…
- 多福を求める所以
- 多福を求める所以は天に在らず。自己の心上を尽くして天に合すが故に…
- 東洋的民主主義
- 上古は自然なる民主主義といえようか。上古の禅譲は上に立つに相応し…
- 真の悦びは天下万民これを感ず
- 蕃山曰く、慶は善なり、福なり。善ありて福を得る、是れ真の悦びなり…
- 父母の役割と尽力すべきところ
- 父母の役割は父が敬、母が愛。母の愛は慈悲の至極、その功大にして敬…
- 天命の定まる所以
- 天命定まらず、禍乱を為す者は人なり。天はその上に在る者を視て、そ…