先頭が「ち」の語彙の意味と読み方
知命
知命とは命を知り、命に存在する数を知ること。
命そのものは絶対的な働きではあるが、決して固定化されたものばかりではない。
人は個々の命の複雑に重なりあった関係の中に生きているのであって、そこには動かすべき命、動かさざる命、動かすことのできる命、動かせざる命がある。
この個々の命を知り、その間に存する複雑微妙な関係である数を知ることを知命という。
この知命がなれば、やがて立命がなり、更には運命へと繋がってゆくことになる。
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