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先頭が「ち」の語彙の意味と読み方

(ちゅう)

一般的にはなんらかの間、内部、もしくは大きさを指す。
思想における中は「あたる」とする場合がある。
これは長短どちらでもなく、超越・超脱している状態を示す。
即ち、中は相反し矛盾するものを統一救済して超脱し、進歩向上させるものをいう。
陽極まりて陰となり、陰極まりて陽となり、四時巡行して窮まりなき所以、昼夜の一理、死生を以て一と為す所以もここに通ず。
また、有無すらも無き無、老子の所謂、玄のまた玄、武道における守破離の離も中に近い。
なお、男女の結ばれずして共に死するを心中というが、これは現世を超脱してあの世で一体となるべしとのはなむけの言葉であり、中の真義を的確に示したものであろう。

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