このエントリーをはてなブックマークに追加

先頭が「ち」の語彙の意味と読み方

張敬夫(ちょうけいふ)

南宋時代の儒学者。1133-1180年。
名はしょく、敬夫は字、南軒先生と尊称される。

辞典

南軒の張栻ちょうしょく、字は敬夫、綿竹の人なり。
早く朱子と友たり、論孟太極説を著す。
本伝詳らかに宋史巻四百九十九道学伝第三、並びに続伊洛淵源録に見ゆ。
*久保天随著「漢文叢書第1冊」55/600

字は敬夫、宋の広漢の人。
穎悟えいご夙成しゅくせい、古の聖賢を以て自ら期し、朱熹しゅきと友とし善し。
孝宋の朝、仕えて荊湖北路安撫使に至り淳熙じゅんき七年に卒す。
年四十八。
卒して宣とおくりなし、淳和の初め、孔子の廟廷に従祀す。
学者称して南軒先生と號す。
著すところ南軒易説、南軒集等あり。
*簡野道明編「故事成語大辞典」416/1009

関連タグ
語彙
人物
<<  前のページ  |   ランダム   |  次のページ  >>

語句解説

穎悟(えいご)
優れて聡いこと。才知がすぐれて賢いこと。
夙成(しゅくせい)
早く成る。早熟。
朱熹(しゅき)
朱熹。朱子学の祖。南宋の大儒で北宋の道学をもとに宋性理学を大成。後世に朱子と尊称される。
<<  前のページ  |   ランダム   |  次のページ  >>


Page Top