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先頭が「て」の語彙の意味と読み方

帝道(ていどう)

儒教において理想とされる統治方法。
帝道と王道は多くの場合において一緒にされる。
ただし、力に依存しないことは同じだが帝道は自然と化するのであり、王道の徳による統治とは多少異なる。
また、帝は「みかど」とも読む。
この場合、天皇の別称である。
尚、皇は三皇五帝にみえるように帝を超えて最上位。
神のような存在とされる。
そもそも「帝」は下部を交脚とした祭卓の形に祝詞を収める器を置いた象形文字。
説文解字の丄部には「あきらかなり。天下に王たるのごうなり。丄に従ひ朿を声とす」とある。

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