先頭が「そ」の語彙の意味と読み方
造化
万物生成、創造変化。
無限の進歩向上。
創造し化すること。
列子の周穆王篇には「造化の始まる所、陰陽の変ずる所、之を生死と謂ふ」とある。
生は始まりであり、ここに因りて変化し、遂には死に至る。
ここにおける死は単に終わることではなく、動極まりて静になり静極まりてまた動になるが如く、生死もまた一であることを指す。
故に造化は自然を支配する道理であり、万物を生成して変化窮まり無きものをいう。
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造化に関する出典・逸話・訳・書き下し文
古典関係
造化に関する古典の参考
- 造化の始まる所、陰陽の変ずる所、之を生と謂ひ、之を死と謂ふ。(列子:列子-周穆王[2])
- 天地常あり、萬物其の中に造化して窮まりなきこと、横ぬきの入かはるが如し。 造は無より有に来たり、化は有より無に帰す。(熊沢蕃山:孝経小解-三才[1])
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