先頭が「そ」の語彙の意味と読み方
孫子
中国の兵法書。
武経七書のひとつで孫武の著作とされる。
単なる兵法書としてだけではなく、処世哲学の書としてもその存在感は際立つ。
「彼を知り己を知れば百戦して殆うからず」などは有名。
日本にも広く伝播され、江戸時代には荻生徂徠や佐藤一斎などの注釈書がある。
長らく孫武の著作であるか否かが論議されていたが、1972年に山東省郊外にある銀雀山において発見された漢代の二つの墓より大量の竹簡が見つかり、孫武の著作という説が確定的になった。
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