先頭が「そ」の語彙の意味と読み方
孫泰山
北宋時代の儒学者。992-1057年。
本名は孫復で、字は明復。
泰山に居たことから泰山先生と呼ばれた。
晋州平陽の人で、進士に挙げられるも及第せずに泰山へと退き、泰山書堂と名付けた講堂で人々を教導し書を著した。
後にその名声は范仲淹、富弼等の知るところとなって中央に招聘された。
嘉祐2年に66歳で卒した。
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エピソード
孫泰山が50歳の頃、宰相を務める程の政治家であった李文定は孫泰山の人物を見込んで娘を嫁がせたいと願い出た。
孫泰山は「宰相の娘でありながら富貴な身分の者に嫁がせず、山谷に篭って既に老いた私のような人に嫁がせようとする。斯様に賢なること古より無いであろう」と述べて娶ったという。