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先頭が「し」の語彙の意味と読み方

須弥山(しゅみせん)

須彌山とも。
仏教における宇宙観の中で、世界の中心にあるされる神話的な聖山。
頂上に帝釈天、中腹に四天王が住むとされる。
太陽が須弥山の陰に入れば夜となり、現れれば昼になるという。
この世界では虚空こくうに風輪という巨大な円盤があり、その上に水輪、更にその上に金輪が存在している。
そして金輪の上には大海と人が住む大陸があり、中心には須弥山がそびえ立つとされる。

関連タグ
語彙
仏教
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エピソード

仏教における須弥山世界観では、金輪は大地の最下層とされ、その更に下の層である水輪との境、つまり金輪の最下層を金輪際と呼ぶ。
ここから金輪際は真の底を意味し、真底・絶対にという意味で「金輪際」という語が出来たとされる。

語句解説

虚空(こくう)
空間。大空。諸物が存在する場としての空間。それ自体は何の影響も与えない。
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