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先頭が「し」の語彙の意味と読み方

羞悪(しゅうお)

義の根本。
恥を知っていること。
不善を恥じ、悪む心。
孟子に「羞悪の心は義の端なり」とある。
人は恥を知って始めて自らの行いのあり方を問うことができる。
これは世間一般の是非ではなく、自らがそれを恥とするかどうかに自らの行動の是非が決せられる。
だが、恥を知るだけではその行動は静なるものとはならない。
恥を知った上で自らの信ずる所、所謂、志というものを得なくてはいけない。
そこで初めて寂然として動かざる者へと達し、遂に真の義へと発展を遂げることになる。

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