先頭が「し」の語彙の意味と読み方
子貢
名は賜。紀元前520-前456年頃。
孔子の門人で孔門十哲の一人。
言語(弁舌の才)には宰我と子貢と言われ、魯に仕えて各国を遊説して活躍し、史記の仲尼弟子列伝では「子貢の一たび出づるや、魯存し、斉乱れ、呉破れ、晋を強にし越を覇とす」と描かれている。
また、相場に得意で莫大な富を築いたともされ、孔子の経済的支援者であったという説がある。
師である孔子と比べられることが幾度とあり、その度にうまく例えを用いて孔子の素晴らしさを称え、孔子には「往を告げて来を知る者なり」と評された。
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子貢に関する出典・逸話・訳・書き下し文
古典関係
子貢に関する古典の参考
- 端木賜は衛人にして、字は子貢。孔子より少きこと三十一歳。子貢、利口巧辞なりて、孔子常に其の辞を黜く。(司馬遷:史記-列傳[仲尼弟子列傳][35-48])
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