このエントリーをはてなブックマークに追加

先頭が「し」の語彙の意味と読み方

史記(しき)

前漢の武帝の時代に司馬遷によって著述された歴史書。
前91年に成立し、全部で130巻より成る。
その編纂形式は紀伝体(人物の伝記ごとに記述する形式)と呼ばれ、後世の歴史書の模範となった。
史記の中でも項羽本紀は名文の誉れが高い。
また、列伝第七十・太史公自序の最後には史記を記述した所以が記されている。

関連タグ
語彙
出典
<<  前のページ  |   ランダム   |  次のページ  >>

史記に関する出典・逸話・訳・書き下し文

古典関係

史記に関する古典の参考

  • 凡そ百三十篇、五十二万六千五百字、太史公書と為す。序略、以て遺を拾ひ芸を補ひ、一家の言と成す。太史公曰く、余、黄帝以来太初に至るまでを述歴して訖る、百三十篇。(司馬遷:史記-列傳[太史公自序][149-150]
<<  前のページ  |   ランダム   |  次のページ  >>

関連リンク

前漢
劉邦によって建てられた中国の王朝。紀元前202-8年。漢という名称は…
司馬遷
史記の著者。紀元前145-前86。中国前漢の歴史家。古代より歴史を司る…
項羽
漢の高祖・劉邦と覇権を争った楚の武将。紀元前232-202年。赴くとこ…


Page Top