先頭が「こ」の語彙の意味と読み方
黄山谷
本名は黄庭堅。1045-1105年。
号の山谷道人によって黄山谷と称する。
中国の宋の時代の詩人で蘇東坡に師事し、後に師と並び称せられて蘇黄と呼ばれる。
日本では五山の禅僧や京、鎌倉の禅僧から愛好され、「東坡山谷、味噌醤油」とまで歌われた。
1066年に進士に及第して官僚となるが、王安石の新法派と対立。
旧法派であった黄山谷は政治的に不遇となり、地方へと赴任させられた。
神宗の崩御と共に旧法派が政権を取ると中央に舞い戻ったが、やがて新法派に政権が奪取されて再び左遷される。
1103年に讒言によって流罪になり、その2年後の1105年に61歳で病没した。
著書に「予章黄先生文集」など。
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