先頭が「け」の語彙の意味と読み方
桀
夏17代目の最後の帝。
暴君の代表として紂と共に有名。
殷の湯王に滅ぼされた。
酒を好み宮殿を豪奢にして美女を集めて酒池肉林の遊びをしたなどと描かれている。
絶世の美女とよばれた末喜に溺れ、その願いは何でも応えたという。
桀という字は「両足+木」を描いたもので、罪人をしばって木の上に乗せてはりつけにした様をあらわす。
転じて高くかかげる、すぐれていて目立つ、荒々しく悪賢くて目立つなどの意となる。
いずれにしろ、なにかしらの優れた部分はあるということである。
これに人がつくことで「人の桀なる者」となり、ひときわ高く抜きん出た優れた人物の意を持つ「傑」の字となる。
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