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先頭が「け」の語彙の意味と読み方

絜矩(けつく)

一定の身近な規準を立ててそれでひろく推しはかる方法。
矩はかぎ型の定規で、絜は挈の借字。
挈はたずさえる、一手に引き連れるという意で「携」に近い。
「矩を挈る」には身近な確実なものを規準とする意味がある。
大学には「上、老を老として民孝におこる。上、長を長として民ていに興る。上、あわれんで民そむかず、是を以て君子絜矩の道あるなり」とある。
ここにおける身近な規準とは自らの心底であり、それは真心であろう。

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語句解説

孤(こ)
ひとりぼっちである様。みなしご。また、王侯などの謙称にも用いられる。
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