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先頭が「か」の語彙の意味と読み方

(かみ)

人の及ばぬ知恵・力・知識を持つ存在。
世界や生命の生成化育を統べるとされ、信仰や畏怖の対象となる。
思想的には霊妙にして深遠なる理法であって、悟らざるして悟り、発せざるして発し、全てに波及し変化窮まり無きものをいう。
また、「神色」などと用いる場合は精神・心の動きを指す。
元々は「神」と書き、「示」は祭壇を示し、「申」はいなずまの屈折して走る姿を描いた象形文字。
いなずまのように驚異で不可知な自然の力のことで、不思議な力や目にみえない心の働きなどをいう。
尚、説文の示部には「天神、萬物を引きて出だす者なり。示、申に従ふ」とある。

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神に関する出典・逸話・訳・書き下し文

古典関係

神に関する古典の参考

  • 発すること微にして見る可からざる、充つること周ねくして窮む可からざるを之れ神と謂ふ。(朱熹:近思録-道体[2]
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