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先頭が「は」の語彙の意味と読み方

原敬(はらたかし)

1856-1921年。日本の政治家で第19代内閣総理大臣。
爵位を固辞し続け「平民宰相」と呼ばれる。
1921年に東京駅で暗殺。
享年65歳。

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エピソード

原敬には非常にかわいがっていた子分おり、その名を武藤金吉という。
彼は原の為に働き、大きな功績があった。
そんな彼があるとき原敬に懇願して言った。
一度でいいから何とか大臣にして欲しい、と。
それを聞いた原敬は非常にむつかしい顔をして態度を改めて言った。
僕は君のためなら何でもしてあげたいと思っている。
だが、大臣というものには自らその柄がある。
君は大臣になるという柄ではない、それだけは諦めてほしい、と。

原敬は「一山」と号した。
これは明治新政府の主体である薩長から「白河以北一山百文 」と嘲笑されたことによるものである。

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語句解説

一山百文(ひとやまひゃくもん)
どれも同じ。たいして価値のないこと。一つの山で百文の価値しかないことから。


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