エピクテトス
提要[40]
妙齢の女子は十四歳から後は、男子の成人に対して婦人と称せらる。
彼等は美の外、他に取柄がないことを知るから、粉粧を施し始め、凡て其の希望を外部の美に繋ぐのである。
嗚呼、妙齢の女子よ乞ふ、一考せよ。
御身達の栄誉は品格を具ふること、謙遜なること、貞潔なることの外にあらざることを。
之を彼等に暁らしむること、適切のことであろう。
- 出典・参考・引用
- カ-ル・ヒルティ著・平田元吉訳「幸福」56/190,エピクテ-ト著・斎木仙酔(延次郎)訳「修養訓」49/105
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