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提要[38]

汝は歩く時、釘を踏まぬよう、足を違えぬよう気を付くる。
之と一様に汝自身のもっとも大事な部分(心)を傷つけぬよう気を付けねばならぬ。
吾人若し凡て吾人が行動に際して、よく之を念はば、吾人は一層の安全を以て之を企てることが出来よう。

出典・参考・引用
カ-ル・ヒルティ著・平田元吉訳「幸福」55/190
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