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エピクテトス

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提要[37]

汝の能力に超へたる問題を負担しなば、やたらに汝は其の中に身を委ぬることをなさず、山を出でて山を見るの慨を以て、汝の力を充たし能ふの機の到来するまで、其の問題を注意の外に措くを可とす。

出典・参考・引用
エピクテ-ト著・斎木仙酔(延次郎)訳「修養訓」48/105
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備考・解説

カ-ル・ヒルティ著,平田元吉訳「幸福」55/190の訳と意が異なるので下に記しておく。
「汝に不適任な仕事を企つれば、之は単に汝に不名誉を与ふるのみならず、また汝が堪能な他の仕事を等閑にするものである。」

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エピクテトス
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