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エピクテトス

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提要[23]

汝じ一度自分の内部に心を須ふるを止めて外部に向かい、而して世間から喜ばれんことを欲するようなことがあったら、汝は汝が正当の状態を失ったのである。
故に常に哲学者であることを以て満足せよ。
汝が誰にか哲学者であるように見えたらば、汝自身にも之に見ゆるようにせよ。
是で充分である。

出典・参考・引用
カ-ル・ヒルティ著・平田元吉訳「幸福」42/190
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