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エピクテトス

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提要[22]

汝じ賢智を得んと欲せば、此の事は覚悟して居なけれならぬ、即ち、人が汝を嘲笑すること、多くの人が嘲って次の如く言うであろうこと、「彼奴は急に哲学者となってすましこんで歩いて居る。何故に幼時から知って居る我輩に対して眉を皺めるか」。
汝は毫も傲慢な容をなしてはならぬ。
然し汝が最良と思うことは、神が此の位置に居れと命じた如くに確かと之を守らなければならぬ。
而して汝が確かと之を守らば、以前に汝を嘲笑した者が、後には汝を嘆称するに至るであろうことを信ぜよ。
然し汝じ若し彼等に従はば、彼等は汝を再び嘲笑するであろう。

出典・参考・引用
カ-ル・ヒルティ著・平田元吉訳「幸福」41/190
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