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酔古堂剣掃-醒部[84]

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原文

萬事不如杯在手。百年幾見月當空。

書き下し文

万事、杯の手に在るに如かず。
百年、月の空に当たるを幾つ見ん。

現代語訳・抄訳

万事、酒杯の手にあるが如くに楽しむべし。
人生百年、いつまでも月の空に懸かるを見ていられる訳ではないのだから。

出典・参考・引用
塚本哲三編「酔古堂劒掃・菜根譚」27/315,笹川臨風(種郎)校「酔古堂剣掃訳註」26/385
関連タグ
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