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酔古堂剣掃-醒部[72]

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原文

好譚閨門。及好譏亂者。必為鬼神所忌。非有奇禍。則必有奇窮。

書き下し文

好んで閨門けいもんかたり、好んで譏乱きらんに及ぶ者は、必ず鬼神きしんの忌む所と為る。
奇禍きか有るに非ずんば、則ち必ず奇窮ききゅう有り。

現代語訳・抄訳

好んで内情を語り、好んで人を誹り乱す者は、必ず鬼神きしんの忌む所となる。
思いがけない災いに出会わぬとしても、必ず思いがけぬところで窮するであろう。

出典・参考・引用
塚本哲三編「酔古堂劒掃・菜根譚」26/315,笹川臨風(種郎)校「酔古堂剣掃訳註」24/385
関連タグ
酔古堂剣掃
陸紹珩
古典
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語句解説

閨門(けいもん)
内室の門。寝室の出入り口。宮中の小門。
奇禍(きか)
思いがけない災難。
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