1. 陸紹珩 >
  2. 酔古堂剣掃 >
  3. 醒部 >
  4. 48
  5. 49
  6. 50
  7. 51
  8. 52
  9. 53
  10. 54
  11. 55
  12. 56
  13. 57
  14. 58
  15. 59
  16. 60
  17. 61
  18. 62
  19. 63
  20. 64
  21. 65
  22. 66
  23. 67
  24. 68

酔古堂剣掃-醒部[58]

このエントリーをはてなブックマークに追加

原文

輕與必濫取。易信必易疑。

書き下し文

軽与けいよせば必ず濫取らんしゅし、信じ易ければ必ず疑ひ易し。

現代語訳・抄訳

軽々しく与えれば取ること必ずみだれ、簡単に信ずる者は疑うこともまた易し。

出典・参考・引用
塚本哲三編「酔古堂劒掃・菜根譚」24/315,笹川臨風(種郎)校「酔古堂剣掃訳註」21/385
関連タグ
酔古堂剣掃
陸紹珩
古典
<<  前のページ  |   ランダム   |  次のページ  >>

備考・解説

周りと同ずるばかりで己あらざれば、右顧左眄に終始するのみ。
ただ有識の士のみ信ずべきを信じ、疑うべきを疑いて惑うなし。
世の人、多くは扇動されるがままに従う。
弁舌の士の跋扈して已まざるも、また宜なることか。

<<  前のページ  |   ランダム   |  次のページ  >>


Page Top