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酔古堂剣掃-醒部[57]

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原文

必能忍人不能忍之觸忤。斯能為人不能為之事功。

書き下し文

必ず能く人に忍ぶ能はざるの触忤しょくごを忍びて、ここに能く人の為す能はざるの事功じこうを為す。

現代語訳・抄訳

到底人が忍ぶこと出来ぬような心逆しんぎゃくのことを忍び得て、初めて到底人の為しえぬ事功をなし得ん。

出典・参考・引用
塚本哲三編「酔古堂劒掃・菜根譚」24/315,笹川臨風(種郎)校「酔古堂剣掃訳註」21/385
関連タグ
酔古堂剣掃
陸紹珩
古典
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語句解説

触忤(しょくご)
心に適わないこと。心にさからうこと。忤はさからう意。
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