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酔古堂剣掃-法部[103]

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原文

世間會討便宜人。已是曾吃虧過者。

書き下し文

世間に便宜べんぎたづぬるをかいするの人は、すでに是れかつ吃虧きっきし過ぐる者なり。

現代語訳・抄訳

世間に便宜を訪ね求めることを悟り知る者は、すでにこれかつて便宜を失いたるを経験せし者である。

出典・参考・引用
塚本哲三編「酔古堂劒掃・菜根譚」214/315,笹川臨風(種郎)校「酔古堂剣掃訳註」344/385
関連タグ
酔古堂剣掃
陸紹珩
古典
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備考・解説

吃は喫と通用。

語句解説

便宜(べんぎ)
物事をするのに都合がよいこと。
吃虧(きっき)
喫虧。失うこと。失敗すること。
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関連リンク

便宜
物事を行うのに都合のよいこと。勝手がよいこと。便すなはち宜しい。…


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