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酔古堂剣掃-法部[100]

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原文

為善有表裏始終之異。不過假好人。為悪無表裏始終之異。倒是硬漢子。

書き下し文

善を為すに表裏始終ひょうりしじゅうあるは、仮好人かこうじんに過ぎず。
悪を為して表裏始終の異なければ、かへりて是れ硬漢子こうかんしなり。

現代語訳・抄訳

善をなすも表裏始終に違いがあるのならば、みせかけの善人に過ぎない。
悪をなして表裏始終に違いがないのならば、かえってこれを気骨ある者という。

出典・参考・引用
塚本哲三編「酔古堂劒掃・菜根譚」214/315,笹川臨風(種郎)校「酔古堂剣掃訳註」344/385
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古典
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語句解説

硬漢(こうかん)
気骨のある人。剛直な人。硬骨漢。
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