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酔古堂剣掃-法部[88]

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原文

遇不韻。當簡默。恐以詼謔生怨也。

書き下し文

不韻ふいんはば、当に簡黙かんもくすべし。
恐らくは詼謔かいぎゃくを以てすれば怨みを生ぜん。

現代語訳・抄訳

無風流に遇えば静かに黙っているのがよい。
調子よく戯れると怨みを生ずるであろう。

出典・参考・引用
塚本哲三編「酔古堂劒掃・菜根譚」212/315,笹川臨風(種郎)校「酔古堂剣掃訳註」341/385
関連タグ
酔古堂剣掃
陸紹珩
古典
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備考・解説

不韻の韻が韵としている書もある。
韵は日本でつくられた俗字であるとのこと。
また、詼謔は詼諧(かいかい)としている書もある。
意味は同じ。

語句解説

不韻(ふいん)
無風流なこと。
詼謔(かいぎゃく)
詼諧(かいかい)。おどけること。ざれごと。調子のよい冗談。
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