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酔古堂剣掃-法部[84]

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原文

不能受言者。不可多與一言。此是善交法。

書き下し文

げんを受くること能はざる者は、一言いちげんをも多く与ふ可からず。
此れは是れ善交ぜんこうの法なり。

現代語訳・抄訳

人の言葉を受け入れない者に対しては、余計な言葉を発するべきではない。
これ人と善く交わるための法則である。

出典・参考・引用
塚本哲三編「酔古堂劒掃・菜根譚」212/315,笹川臨風(種郎)校「酔古堂剣掃訳註」340/385
関連タグ
酔古堂剣掃
陸紹珩
古典
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備考・解説

言葉を以て教えず、身を以てこれに転ず、これ良工りょうこうの苦心なり。

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