熊沢蕃山
孝経小解-諌諍[3]
君臣と朋友とは、義を以て合ふものなり、故に君、過ちあれば
父子は恩を主とす、君臣朋友の類に非ず、故に父母、過ちある時は、気色を取りて諌め、父母従はざるときは、敬して其の気色をおかさず、父母の心やはらぎ、感悟すべき時節を見て又たいさむ。
其の旨、深しといへり。
東洋及び西洋の古典書籍を集めています。
君臣と朋友とは、義を以て合ふものなり、故に君、過ちあれば
父子は恩を主とす、君臣朋友の類に非ず、故に父母、過ちある時は、気色を取りて諌め、父母従はざるときは、敬して其の気色をおかさず、父母の心やはらぎ、感悟すべき時節を見て又たいさむ。
其の旨、深しといへり。