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酔古堂剣掃-法部[78]

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原文

坦易其心胸。眞率其笑語。疎野其禮數。簡少其交遊。

書き下し文

其の心胸しんきょう坦易たんいにし、其の笑語しょうご真率しんそつにし、其の礼数れいすう疎野そやにし、其の交遊を簡少かんしょうにす。

現代語訳・抄訳

その心持ちは細部に拘らずして平易平坦にし、その発するところは表裏なくして飾らぬようにし、その則るところは形式張らずに人情に合わせ、その交わるところは簡にして少なくす。

出典・参考・引用
塚本哲三編「酔古堂劒掃・菜根譚」211/315
関連タグ
酔古堂剣掃
陸紹珩
古典
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備考・解説

万友に交わるよりは心友に交わるべし。
雑多な交わりは時の賊なり。

語句解説

坦易(たんい)
おだやか。
真率(しんそつ)
ありのままで飾らないこと。正直で率直なこと。
礼数(れいすう)
礼憲。礼法。身分に応じた礼儀。
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