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酔古堂剣掃-法部[68]

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原文

莫作心上過不去之事。莫萌事上行不去之心。

書き下し文

心上を過ぎ去らざるの事をすこと莫れ。
事上を行ひ去らざるの心をきざすこと莫れ。

現代語訳・抄訳

心残りになるような事を為してはならない。
中途半端で済ます心を生じてはならない。

出典・参考・引用
塚本哲三編「酔古堂劒掃・菜根譚」210/315
関連タグ
酔古堂剣掃
陸紹珩
古典
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備考・解説

心の上に立ったときに、迷いが生じるような事は為すべきではない。
事を為すならば必ず自らの義に従いて為すべし。
一旦事を始めたのならば、その節義を尽くして全うすべし。

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