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酔古堂剣掃-法部[55]

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原文

晝観諸妻子。夜卜諸夢寐。兩者無愧。始可言學。

書き下し文

昼はこれを妻子に観、夜はこれ夢寐むびぼくす。
ふたつの者、愧づること無くんば、始めて学と言ふべし。

現代語訳・抄訳

昼は妻子のあり方を以て確かめ、夜には夢に何を観るかで確かめる。
ふたつの者、いずれも恥じるところ無ければ、始めて学んでいると言える。

出典・参考・引用
塚本哲三編「酔古堂劒掃・菜根譚」209/315
関連タグ
酔古堂剣掃
陸紹珩
古典
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備考・解説

自らが正しきを存すれば、自然と妻子も正しきに至る。
妻子の日常のあり方は、自分自身の姿を現すのみ。
感化の徳の偉大なるを思うべし。
夢は自己の深奥を顕し来たる。
日々学びし聖賢哲人の姿を生じ、理義胸中に交わればこれ学を為しているというべし。

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